
IKUTAの面削ラインの最大の特長は、ダイヤモンドの次に硬い素材超硬金属を、カッ
ターブレードに使用している点です。
従来のハイスピードスチール(=ハイス)カッ
ターに比べ、切れ味が良いので面削表面の品質が格段に高く・美しく・滑らかになり
ます。
精度の厳しい電子材料にもきっちり適合しますし、後行程の設備負担軽減、完
成品になった時の歩留まり率向上など、さまざまなメリットを生産ライン全体にもた
らします。


超硬カッターは耐摩耗性に優れ、ハイスカッターの約3倍という長寿命で、設備稼働率の向上、多頻度メンテナンスからの解放、カッター交換コストの削減など、製造現場に広範囲な合理化・効率化をもたらします。(※使用条件によって異なります)


<精密部品製造の伸銅メーカー様>
納入先の自動車メーカーから精度を満たしていないとNGが出され、面削工程にIKUTAの超硬カッター面削装置を導入。完成品の精度、安定度が格段に高まり、納入が継続されました。
<コイン専用造幣局様>
テスト導入してみたところ、打刻機の刻印刃にかかる負担圧が均一になり、耐久性が向上。生産効率が高まると同時に、製品の歩留まり率も改善されました。


日本ではほとんどの面削設備に当社の超硬カッターが導入されていますが、欧米ではいまだハイスカッターが主流となっています。
しかし、欧米に現地工場を建設する日本車メーカーやハイテク企業が増加するにつれ、現地伸銅メーカーに対する要求スペックは高まっており、ハイスカッターの精度では顧客ニーズに対応しきれなくなっています。
そこで、IKUTAの面削ラインを導入される伸銅企業が増加しています。
欧米においても、ハイスと超硬のシェアが逆転する日も近いかもしれません。


「超硬合金は切れ味も耐摩耗性にも優れているが、割れやすいのでは?」というご質問をよくいただきます。
たしかに、登場したばかりの頃の超硬合金は、その硬さゆえに割れやすいという弱点を持っていました。
しかし、超硬合金を製造するメーカーの研究開発により、耐衝撃性とPVD粉末技術を利用し、現在ではスチール製品と欠損会率がほとんど変わらないレベルにまで向上しています。
使用方法や面削対象物など、条件はさまざまですが、一般的な伸銅工場の生産ラインでご使用いただくのには、なんら支障のないタフさを確保したカッターとなっています。


- 切れ味が良いので面削表面の精度・仕上がり状態が高品質。
- 耐摩耗性に優れ、カッター交換時期が3倍以上に伸びます。
- カッター交換回数の削減で、労働効率や設備稼働率が向上します。
- 面削面の品質向上により製品の歩留まり率が改善され、工場の生産性が上がります。
- コイン製造工場などでは、面削面の品質向上により後工程(トムソン加工等)の設備負担が軽減
され、設備寿命が伸びます。
| 超硬カッター | ハイスカッター | |
| 素 材 | タングステン、コバルト等を焼成した 超硬合金 |
ハイスピードスチール |
| ブレード | 銀ロウ付けによる本体一体型 | 切削刃1枚ごとのネジ固定式 |
| 硬 度 | HRA91以上 | HRA84以下 |
| 耐高温性 | 800℃以下まで研削可能 | |
| 寿 命 | HSの3倍以上 | |
| 難切削材への対応 | PVD表面TinCoating技術 |



















